このまま今の会社で働き続けるのか、博士号を取得しに大学に戻るのか。

 

<検討項目>

・お金

 (短期)大学での3年間は、奨学金や企業との共同研究などをうまく獲得できないと、貯金を切り崩し続けることになる。

  (生活費+社会保険料)×(在学期間)

  =(80,000+50,000)×36

  =4,680,000

 (長期)このままの仕事を続けると、1000万/年(会社が崩壊しない場合)。一方、博士卒業後の年収を800万/年とする。

  (年収差額)×(就労期間)

  =200×35

  =7,000

 

・技術力

 (短期)弊社で身についたのは上司へのこびへつらい方、自分の部署で責任とをらずに最低限のことを他部署に伝えること。手を動かすという意味での技能は若干ついたが、技術的に何か新しいことをこの世に送り出したかというと、なし。

 (長期)一生使われるインフラのうち、30年は使用されるデバイスのシステム設計を行うことができる

 

・必要とされている感

 (短期)大学の研究室は博士課程の学生が不足しており、貴重な即戦力として重宝される

 (長期)弊社を若手が一人辞めたところで、なにも損失にはならない